スライスの改善方法(後編)

  • 投稿日:2023-08-06 最終更新日:2023-11-16
  • レッスン

スライスの原因と対策、後編です。
スライスの改善方法[前編]もご覧ください。

前回の復習です。肩が浅いとボールが滑ってスライス系になってしまいます。肩が深く入れば、ミート率が上がります。これが捻転です。肩の入りが浅く、手だけでクラブを上げたところから体を使ってクラブを振ると、右サイド(ボールの位置より右足側)に対する力より左サイド(ボールの位置より左足側)に対する力が非常に強くなってしまい、結果としてカット軌道になってしまいます。力がある人なら、なおさらです。しっかりテークバックで右へ回転すると、テークバック時、右サイドを加速させることでスライスは止めることができるのです。

右ひじと右肩を意識してインサイドから振る

それでもなかなかボールが捕まらないという方に確認してほしい次のポイントです。アドレスの方向を修正し、テークバックで十分に捻転したのにスライスが出てしまう方は、上半身でボールを打ちにいっているかもしれません。トップから下半身を動かしていくと、遅れて出てきたヘッドが返ってボールを捕まえるはずですが、下半身よりも先に上半身でボールを打ちにいってしまった場合、ヘッドがアウトサイドから入ってしまい、捻転したのにスイング軌道がアウトから入ってくる現象が起こってしまいます。インサイドからクラブを下ろすためには、しっかり捻転した後、右肩と右ひじを、自分の中ではボールに向かって下げるような感じでクラブを振り下ろします。そうすることで、右肩が前に出てくるのを抑え、しっかりヘッドが上に残った状態でボールを打ちにいくことができます。右足の前ももは目標方向に回転させて、打球方向に向かってしっかりとおへそを向けていく、その間に右肩が出てこないように、右肩と右ひじをボールに向けて下ろしていきます。一瞬、すごく身体が開いて、むしろ球が右に行きそうという感覚になりますが、ヘッドが遅れ出てきてタメができている状態です。こうすることで、ヘッドの返りでボールが捕まり、確実にインサイドからクラブを振ることができるのです。

左脇を締め、左ひじを付けてフェースを返す

アドレスはスクエア、しっかりと左肩を捻転したら、ヘッドがアウトから来ないように、右ひじと右肩をボールに向かわせる、こうすることでボールは捕まってきます。これでもスライスが出てしまう人は、インパクトから先の動きを見直しましょう。ダウンスイングからインパクト前は、左肩→右ひじ→グリップエンド→右ひじ→右肩の順でおろしてくる感覚を持ち、一見球が右に行きそうなポジション、少しフェースが開いた状態で右手下・左手上の形を作ります。そしてインパクトからフォロスルーにかけて、腕がローテンションし、左手下・右手上の状態ができ、ヘッドが返ってくればボールは捕まります。しかし、左脇が空いて左ひじが抜けたまま打ってしまうと、左手上・右手下の状態が続きヘッドが返らないままボールにヒットしますので、これもまたスライスの原因となります。ですから、しっかり右ひじと右肩をボールに向けたら、次は左脇をしっかり締めてターン、左脇が空いてひじが抜けてしまわないように、しっかり左ひじを脇に付けてターンしてください。これが一通りできれば、確実に球が捕まりスライスは止まります。

まとめ

注意するポイントをまとめます。アドレス、捻転と肩の入り。右ひじと右肩、右肩が前に出てこないようにボールに向ける、右肩が下がってくるようなイメージでいいです。そこから左ひじと左脇を締めて、左手より右手が上になるようにでしっかり振り抜いてください。左ひじが抜けると、どんなにいいテークバックをしても球は右に行ってしまいます。ヘッドがインサイドから来たら左脇は閉じて、左手より右手が上の状態を作って振り抜く。アドレスの方向、テークバックの肩のポジション、手元のポジション、インサイドですね、そこからダウンスイング、アウトサイドから入らないよう、右肩と右ひじが出ないように。フォロースルーでは左ひじを抜かない、そして手元のターン。その辺を注意して、スイングを見直してみてください。

MENU